目に見えない

インビジブルレイン、とうたいながら、作中はとにかく雨が降っていた。
原作の複雑さやわかりにくさをうまく消化している映画だった。
大沢たかおもかっこよかったけど、個人的には牧田はもう少し渋い役者さんが良かったな。適役を思いつかないけど。
菊田は可哀相だったけど、出番が増えてて良かった。個人的には西島秀俊の耐える男ぶりに萌えました。あれはもうMの世界だね(笑)
今泉係長の「おつかれー」と「よろしくー」は使えるようになりたいなあ。でも、係長、胃潰瘍、治らないですよね…色々と…
映画の最中、ふと「組織とは何のために、誰のために存在しているのか」と考え込んでしまった。仕事絡みで最近いただいた資料の中の組織論に通じるものもあったからかな。
私はまだ自分がいる小さな所属の中での立ち位置すらあやふやで、組織のために働くことができているとも言い難い。これからはそれじゃ駄目だ。そんなことを映画館で考えました。
アフターザインビジブルレインも友人に録画してもらってるからさっさと見ようと思います。あと、やっぱり原作の文庫買っとこう。