it runs in the family

蛙の子は蛙
血は争えない

…他にもなんかあるよな、何だっけ。思い出せない。
父方の大叔父は偏屈な人だった。
祖父自身は半世紀も前に他界しているのでその人となりはわからない。だけど実の兄弟だもの。似たところはあるのだろう。
最近、父の偏屈ぶりが大叔父に似てきているような気がする。
少し大袈裟に言えば、私は、絶望している。この先父と過ごさなければいけない時間の長さと、自分の中にも間違いなくある彼等と同じ資質に。
そして何よりこんなことくらいでうんざりしている自分自身に。