ハハのトモダチ

母の仕事仲間の皆さんがお参りに来てくださったので、父だけでおばっちゃんたちの相手は酷だろうと同席。
何故か私の知る母と、皆さんの知る母は随分と違う人のようで、あちらの話だけ聞いてるとなんだかイイヒトっぽくて大変に腹立たしい。
オマエどんだけ外面良かったんだと腹の底で罵りつつ、ニコニコと笑顔で母のことを笑い話にはできてもやはりどうしても母のことを褒めてはあげられないのでした。
明日で母が死んで丸三年。重なった月日の分だけより重たくなってゆく荷物を、放り出したい気持ちも大きく膨らんでゆく。