戯言三昧

最初タイトルに戯言上等、と書いて、でもそんなに攻撃的な気分でも無いなと思い直して書き直し。淡々と、取り留めも無く、ただ記憶のどこかに留めておきたい思考の断片。

「本当に?」
「もういいの?」
いいわけないじゃん、と思いつつ、本音など明かせる訳も無く、手持ちの弾も撃ち尽くしてしまっているので止む無く無意味な笑顔を貼り付けて頷く。他にはもう立ち尽くすくらいしか出来ることが無い。それではあまりにも不様に負けを認めることになる。どのみち勝つことなんか不可能だとわかってはいるけど。

相手の真意が見えないという状況がひどく恐ろしいのは私が過分に支配的な人間だからだろうかという自虐。いつも相手の手の内を読み当てることで優位に立とうとするから、読めない相手は苦手なんだ。でもだからこそ惹きつけられて返り討ちに遭ったりもする。わかってはいる。

人がビョーキになるのは自分は孤独だという錯覚に陥った時だと思うので、とりあえず打てる手は物理的に独りにしないこと。黙って、ただ見える範囲内にさりげなくいること。声をかけてもらえるくらいの隙は空けたままで。

今はまだ周りの事情に振り回されっぱなしで、なおかつ迷惑も振り撒きまくりだけど、いつまでも今のアタシだと思うなよ!…なんて啖呵を切れる日はまだ遥か遠く…あああ…