予想と現実

甘ったるいメールの間にも、無気力や怠惰は潜んでいて、一体いつまで持つだろうかなんて恐ろしいことを考える。考えるけれど信じてはいない。不思議だ。
私は変わりかけているけれど、まだ元の私でもある。切れ目無く私は続いていって、いつかまた、ふと気づいたときに、ずいぶん遠くに来てしまったことに気づくだろう。
その時、どこで何をしているだろう。願う姿もあるけれど、十四歳の私も、二十歳の私も、二十四の時も二十八の時も、三十四歳の私の今の状況を想像してはいなかった。楽しみであり、ひどく恐ろしくもある。