きもの熱

ハタチ過ぎから数年に一度きもの熱が出ます。モテない女の特徴の一つに「ある日突然着物に凝り出す」というのがあるらしく、知った時には吹き出しました。当たりすぎ。熱が出るのは二、三年ぶりかしら。今は猛烈に実家の本棚にある着物関連書籍が読みたいです。この衝動に耐えなければなりません。週末まで我慢。
着物好き、とは言っても着付け出来るのは浴衣くらい。半幅帯はかろうじて結べますが名古屋は無理です。帯揚げとか帯〆の役割もイマイチわかっていません。だから実際に着物を着るときは、作り帯という簡易版の名古屋帯を使います。裁縫苦手なので半襟付けるのも苦手です。矛盾してますが、いいの。好きと上手は別のもの。着物を着ることを考えるだけでわくわくするから、それでいいの。
着物を着るにはもう一つハードルがあって、それは裄丈が長いこと。正確には72cmあります。男性並です。だから女物で私の裄に見合う着物は珍しいのです。それを言い訳にしてネットオークションで着物と作り帯を買おうと思っています。でも来週まで考えることにしました。連休中着物本を読み返して、実家で片付け切れていない着物グッズを整理してからでも遅くないはず。それくらいの理性はまだ残ってる…はず。