日々の細々

びょーいんの先生は、自分に甘くしていいと言う。
だけど私はとんでもなくずぼらなので既にこれ以上は甘くしようが無い。
家事なんかしなくたって死にはしませんよ、と言われても、そう思っていろんなことを放置しつづけた結果の中で今頃うっかり正気に返っちゃって呆然としてるんです。
半年前より、去年よりはずっといろんなことが楽になってきている。去年の冬は、冷たい水に触ることができなかった。冷たいものに触れたら、そのまま身も心も凍りついてしまいそうだった。手も足も冷え切って、いつも分厚く重ね着をしていた。いや、それは一昨年だったか?
澱みつづけた二年だか三年だかの細かな日々が部屋中に降り積もっている。同じだけの年月を掛けて元に戻すしか無いのかな。一足飛びにできたらどんなにいいだろう。
とりあえず三年くらい前の自分を呼び出して小一時間説教がしたい。むやみやたらと物を増やすな! 出来合いでもいいから温かいものを食べなさい!
3月のライオンに「人は何年も経ってから嵐のように救われることがある」とある。確かにそういうことはある。でも、できることなら、自暴自棄になっていた自分をどうにかしてやりたいと思う。あまり自分を粗末にしてはいけないと、教えてやりたい。
崩れてしまった物は決して元通りにはならない。元に戻すには、また一から積み直すほかないんだ。それは無駄では無いかもしれないけれど、避けることもできたはずなんだ。

愚痴でした。