なつやすみ?

夢の中で、髭男爵が乾杯しながら言う一言が思い出せなくて「カンパイって英語でなんだっけ?」「プロージって何語なんだっけ?」と大騒ぎする夢を見て目を醒ましたらなんだかぐったりした土日の始まり。ぼんやりしながらテレビをつけたらまさにご本人たちが「ルネッサ〜ンス!」とやっていて、さすがにもう笑うしかなかった。

結局二日間引きこもって布団干したりとか洗濯とか洗た(以下略)。だって来週は会議に出張に法事でその次の週は初盆ですよ…あまり布団向きの天気じゃないのは百も承知ですがこの土日を逃すと確実に半月は大物を洗えなかったので予備のシーツとか、洗ったかどうかアヤシイ春物の服(……)とか、とにかく干す場所が無くなるまで。何か休みのたびに同じことやってる気がする…
でもとにかくこの半月を乗り切れば煩わしい法事から解放されるのです。物凄く人でなしなこと言ってんのはわかってんの。でも少しは実家や、母の実家と距離をおかないと雁字絡めで窒息しそうになる。母が負うべきだったものを、みんなが無意識に私に課そうとするから。母の分まで、父を気遣って、祖母や伯母に優しくして、早く結婚して祖母に曾孫の顔を見せなさいって、有形無形の重圧が、何故か弟達ではなく私だけの肩に乗せられる。物理的に一番近い場所にいるからだろうか。長子だからだろうか。それとも、女だから、だろうか。息子達では母の代わりにならないから? でも私は私だ。私はあの人ほど素直でも単純でもない。全く違う人間なんだけどなあ。うちの年寄りの皆さんは母の死のショックでそのことを忘れてるんじゃないだろうか。
で、これを当人達に言っちゃうと「どうしてお前はそんなに優しくないのか」と泣かれること必至なので言わないように気をつけます。なるべく。多分…