dream is a dream

夢を見た。


母の実家のダイニング。何故か子どもの姿の弟達が食事をしていて、あれっと思って振り返ったら春先くらいの様子の母が、お風呂上がりみたいにがしがし頭をタオルで拭きながら歩いて来て、「あんたもなんか食べる?」なんて呑気なことを言う。
いやそんな場合じゃなくてさ、何でここにいるのよ?と問い詰めたらいつものあの人の悪い癖でちょっと目を逸らし気味に「ま、いろいろね」なんて気取ったような思わせぶりなことを言うから、ああダメだ、莫迦は死んでも治ってないよと思いながら目が覚めた。白髪の無いのが自慢の母だったけど、寝込んでからはさすがに増えて、さっきの夢でもずいぶん髪が灰色だったなと思ったら少し泣けた。