足と牛と蜘蛛

一部の子から「足踏み先生」と呼ばれています。「上靴を履いてない子は足を踏むよ!」と(勿論冗談です)低学年をからかっているせいです。言い出しっぺに「あたしの本当の名前は?」と聞いたら「うーん、忘れた! あっ、じゃあ牛のモー子!」「なんだとう!!」すると担任の先生が「もしかして、ハタヤマモー子さん?」「うん、そう!」
…皆さん、覚えておられるでしょうか、小学二年の国語の教科書に載っていた「名前を見てちょうだい」というお話を。風に飛ばされた大事な帽子を探すえっちゃんがいろんな動物達に出会います。そのうちの一頭が、牛のモー子さんです。
お勉強の中身をよく覚えていたね、と褒めてあげるほど人間はできておりませんので「なんだとう!」と怒って見せたらスタコラと逃げていきましたがすぐに戻ってきまして、大事そうに手の中に包んでいた何かを私に投げつけ、また一目散に逃げて行きました。何を投げられたのかというと、タイトルのとおり。小さな蜘蛛が胸元から足元にポトリ。
……きゃあ、って言ってほしかったんだろうなあ。勿論言いませんとも。出直しやがれ(笑)!


子どもらはこんな感じにラブリーですが、大人はねー…
今日も会議における上司の発言に頭痛が痛くて堪りませんでした。もーどこからつっこんでいいやら。管理職の思惑とか立場っていうのは新入りには想像のつかないものではありますが、そうじゃなくて社会人としての責任感とかそういう類いの。もうネコ被ってんの止めようかなあ。本気でやつらを小一時間ほど問い詰めたい。寝言は寝て言いやがれ!!…勿論言ってませんよ、本人には、ね。