too much

一日研修を受けた上に地域の事務屋の歓送迎会。いっぱいいっぱいの花の金曜日。いいことも悪いこともあまりにも沢山の話を聞いて完全に飽和状態。まあ、情報だけ頭に入れてあとは受け流しとけばいいや。そうは思うんだけど嫌な話というのはインクの染みのようにいつまでも残るからタチが悪い。しかもそれを私に聞かせた人にはカケラほどの悪意も無いと来たから最悪。完全なる親切心なんだもんなあ…敵わんよなあ…
帰り道、頭の中ではずっとスガシカオの歌が流れ続けていた。どこかはカラカラに渇いてるのにどこかはじっとりと湿っている感じ。諦めてしまっている癖に下を向いていじけているような。

でも飲み会は本当に楽しかった。化け猫の皮を被ったままでおれない自分が恨めしくもあるけど、ドンが私の年齢を二十三、四だと勘違いしてくださってたのでつい爆笑。他の方からは「いや、あの落ち着き方は新卒じゃない!」なんて言われてたんですけどね。でも新採ですから! ピカピカの一年生ですから! そう言い張ると「まあ、確かにそれも嘘じゃないからね」……ええ、天地神明に誓って嘘ではございませんとも。

そしてずっと気になっていたことをようやく教官に伺いました。教官はよく日に焼けていつも青系のジャージをお召しなので勝手にサッカー部の顧問だと思い込んでたらなんと野球部でした。意外です、と申し上げたら簡潔なお答え。「大体、サッカー部無いから」……そういえばうちもそうでした。野球部しかないです。ええ、確かに。なるほどね…