うらおもて

きつねのはなし

きつねのはなし

森見登美彦を読むのは2冊目。摩訶不思議という意味では似通っているけれど、明るく健全な?酒と妄想と青春の物語だった「夜は短し歩けよ乙女」とは全く違う雰囲気。だけど世界観は共通している。同じ京都の街の話。作者の中に揺るぎ無い世界があるんだろうな。うらやましい。