所詮私の影響力なんてたいしたこと無いんだよなあと仕方なく笑えることのめでたさについて

後厄落としに行って、女三人でたっぷり語り尽くし、更にそのあと場所まで変えて更に人様の家庭の問題に口出しまくって自宅に戻ったら、
一枚の年賀ハガキが、届いていた。
それはもううちの職場を離れた人からその近況を伝えるもので、この二年間私の胸の奥底に燻りつづけてきた無力感を軽々と消し飛ばしてしまった。
よくもわるくも、わたくしごときが人様の人生の決断に関われたはずがない。
それは一抹の虚しさと、えもいわれぬ安堵感を私にもたらした。
ああ、そうだ。わたくしごときが人様の人生の大きな決断に、影響を与えられるはずが無い。
それは私がただ一人で生きていたいからこそ恐れて来たことで、裏を反せば誰かの人生にかかわる覚悟などできていないということに他ならない。
嫌なタイミングで嫌なこと再確認しちったよ。あーあ…あたしってばしょーの無いやつー…