火車

原作を読んだのはもう15年以上(!)前のことで、ラストシーンだけがくっきりと記憶に残っていて、彼女が誰で、何故そうしたのかは全く覚えていなかった。だから2時間、じりじりと追い詰められるような緊迫感が味わえた。
こないだの魔術は囁くは今一消化不良だったけど、火車はよかった。あのラストがどうなるかが不安で、最後の5分くらいは別の意味で冷や冷やしましたが、彼女に一言も喋らせなかったのは大正解だったと思います。