role

時折、自分に割り振られた役割にうんざりすることがある。「使い勝手がいい」だとか「強い」だとか。それは私が選んだ生き方だ。私自身がそうありたいと願った結果だ。だけど無神経に「あんたは大丈夫でしょ」的なことを言われ続けると時折全部かなぐり捨ててしまいたくなる。私だって疲れるし辛いことだってある。私が強く見えるのならば、それはそうありたいと望んで、そういう風になれるように行動しているからだ。最初から強い訳じゃない。何も知らないくせに、何もしようとしないくせに。呑み込んだ言葉は静かに、深いところに沈殿していく。自分で選んだのならば他人の言動に惑わされる必要もないはずだけれど、そこまで完璧に自制することも出来ない。そんなときにいつも思い出すのは古い少女漫画の台詞。

「…泣いて行くなと言える性格なら、もう面倒臭くて鷹塔摩利なんかやってないよなあ…」
摩利と新吾木原敏江

そう、言えないんだから踏みとどまるしかない。私は、私だ。
しばらくブログの更新をストップします。